dh-mama’s diary

歯科衛生士14年目、パートタイムでお仕事しながら3人のおチビのママしてます🤗歯科のこと、子育ての事メインで書いてますので是非興味ある方は覗いてください✌️⭐️

子供の虫歯〜なりやすいポイントをおさえて効率よくブラッシング〜

こんにちは😃

 

過去にも子供の虫歯やフッ素について載せてきましたが…

 

 

今回は

虫歯になりやすい箇所を把握して効率よく予防しよう🤗

をテーマに書かせていただきます⭐️

 

 

  1. 乳歯(子供の歯)の生え始めの時期
  2. 1歳半と3歳時の検診での虫歯の分類
  3. 年齢に応じた歯磨きポイント

 

 

 

1.乳歯の生え始めの時期✨

  • 乳児期…まだ歯は生えていません
  • 生後6〜9ヶ月…下の前歯が生えてきます
  • 生後9〜10ヶ月…上の前歯が生えてきます
  • 生後11ヶ月〜1歳…上下の前歯が4本ずつが生え揃います
  • 1歳〜1歳半…奥歯が生え始めます
  • 1歳半〜2歳…糸切り歯が生え始めます
  • 2歳半〜3歳…一番奥の歯が生え、全ての歯が生え揃います(20本)

 

多少の発育の差で時期は前後はしますが、上記の一覧のように大体の子が3歳児健診までに全ての乳歯が生え揃います。

 

そして、この時期までに虫歯があるとその後も虫歯リスクは高くなるので生え始めから生え揃うまでの予防がとても大切です。

 

 

2.1歳半と3歳時の検診での虫歯の分類🦷

これは一般的には知られていないかもしれませんが、虫歯の場所によって下記のように分類します。

 

⦅1歳半健診⦆

  1. O1型…虫歯がなくお口の中の環境も良い(危険因子がない)
  2. O2型…虫歯はないがお口の中をの環境が悪い(危険因子が多い)そのため今後虫歯になる可能性がある
  3. A型…上の前歯のみ、または奥歯のみに虫歯がある
  4. B型…奥歯と上の前歯に虫歯がある
  5. C型…下の前歯、または下の前歯とその他の場所に虫歯がある

ちなみにここで述べる危険因子とは…

  • 母乳を与えている
  • 哺乳瓶を使っている
  • 間食の時間が決まっていない
  • 清涼飲料水やジュースをよく飲む
  • 歯の清掃を行っていない

 

 

⦅3歳児健診⦆

  1. O型…虫歯がない
  2. A型…上の前歯のみ、または奥歯のみに虫歯がある
  3. B1型…奥歯と上の前歯に虫歯がある
  4. C1型…下の前歯のみに虫歯がある
  5. C2型…下の前歯とその他の場所にも虫歯がある

 

これを見ても何だこれ❓ですよね😅

簡単にまとめると

上の前歯や奥歯は虫歯になりやすい。

下の前歯は虫歯になりにくい、すなわちここが虫歯になったら相当ヤバイ‼️

といった感じです。

 

 

 

3.年齢応じた歯磨きポイント💡

乳児期

まだ歯が生えていないので基本的にお手入れは必要ありませんが、時々でいいので歯磨きの練習もかねて湿らせたガーゼで口の中を拭い口の中を触られることに慣らしてあげるとその後の歯磨きがスムーズにいきやすいです。

 

7ヶ月〜1歳

前歯が少しずつ生えてくるのでガーゼで拭ったり、時々歯ブラシも使って磨き歯ブラシの触感に慣らしてあげてください。

 

1歳〜3歳

奥歯も生えそろってくるので親御さんがしっかり磨いてあげましょう。フッ素もこの頃から積極的に取り入れてさらに虫歯予防効果をあげましょう✨

※ちなみにうがいのできないこの時期は飲み込んでも問題ない濃度500ppmの歯磨き粉をお勧めします。


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こちらはどちらも泡のたちにくいジェルタイプです⭐️私が勤めている歯科医院でも子供たちに人気の味です🤗

 

3歳〜5歳

意思の疎通もしっかりして行動もしっかりしてくるので自分で磨くという事を覚えさせてあげましょう。そのかわり夜だけでいいので必ず親御さんが仕上げ磨きをしてあげてください。

※引き続きフッ素入り歯磨き粉を使用しましょう。虫歯のないお子様は低濃度のままで大丈夫です。ただ、虫歯ができてしまったり、歯医者さんで虫歯リスクが高いと指摘されたお子様はもう少ししフッ素濃度が少し高い歯磨き粉(950ppm)をお勧めします。


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↑こちらは泡立ちの少ないジェルタイプです。


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↑こちらはペーストタイプなので泡立ちます。

 

5歳〜

早い子は乳歯のさらに奥に6歳臼歯という大きな奥歯(大人の歯)が生えてきます。前歯の乳歯がグラグラしてくる子も出てきます。生え始めの大人の歯は虫歯になりやすいので朝昼夜の歯磨きを行いましょう(仕上げは夜だけでいいですよ😊)。そしてグラグラになった歯の隣や生え始めた永久歯は汚れが溜まりやすいので仕上げの時にしっかり親御さんが磨いてあげて下さい。

※この時期はフッ素濃度を少し高めの950ppmのもので問題ないでしょう。

 

味や使用感も気になりますよね💦

そんな方にはこんな物もありますよ😍


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そして先ほど上の前歯と奥歯は虫歯になりやすいとお伝えしましたが、特になりやすいのが

歯と歯の間

です。

 

表面は歯ブラシで擦れば汚れを落とせますが、どうしても歯と歯が接しているところまで毛先は届きにくく汚れが溜まりがちです。

しかも表面であれば虫歯ができても目に見えるので仕上げの時に親御さんが気づくこともあるでしょう。しかし歯と歯の間は知らない間に虫歯になり、知らない間に進行しているケースが多いです。そして子供が痛い‼️と言い出した時には神経までいっているような大きな虫歯になっていることも珍しくありません😱ですので歯ブラシとフッ素入り歯磨き粉の使用ももちろんですが、歯と歯の間はそれにプラスしてフロス(糸ようじ)を使ってあげてください✨

 

えっ⁉️子供も⁉️

とおっしゃる方はとても多いですが、

子供もです‼️‼️

 

親御さんがやる気でもお子さんが嫌がることも多いです💦そんな時はこんな物もありますので好きな味をお子さんに選んでもらい楽しくフロスを使う習慣をつけましょう🤗


こども用フロス FLOSSY!(フロッシー)60本入

↑色ごとにフレーバーが違うんですよー😍

 

 

まとめ

下の前歯は虫歯になりにくいからといって磨かなくていいわけではありません。

でももしお子さんが仕上げを嫌がるなら、眠くて短時間で歯磨きを終えるなら

奥歯と上の前歯だけでも磨いて下さい‼️

奥歯は特に噛み合わせと、下の奥歯ならベロ側👅

上の奥歯はほっぺた側。

上の前歯は表側を磨いて下さい👍✨

そして今日できなかったら明日はしっかり全部を磨きましょう⭐️そしてフロスも使うとなおいいですね☺️

 

 

 

そして定期的に歯医者さんにいって虫歯がないかなチェックとフッ素を塗ってもらいましょう😊

 

 

 

お子さんが大人になって歯で悩むことがないように、小さいうちから予防する習慣を当たり前にしてあげて下さいね〜〜🤨👍

 

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