無菌の赤ちゃんの口に最初に入る菌は?
こんにちは。
皆さん、産まれたての赤ちゃんのお口の中は無菌だということ、ご存知でしたか?
よく、
「3歳まで虫歯の菌を入れなければ子供は虫歯にならない」
といったことを聞いたことありませんか?
この前セミナーの先生のお話を聞いて衝撃を受けました!
それは…
赤ちゃんのお口の中には数時間後には菌が入っている。
お母さんの?
いえ、違います。
じゃ、お父さんの?
それも違います。
それは…
お世話してくれる看護師さんの菌だそうです!!
分娩中はドクターも看護師さんも大体マスクをしています。立会いで分娩室に入ったご主人もマスクをしていることが多いです。
しかし、産んだ直後の妊産婦さんが休んでいる間、看護師さんはあれこれ赤ちゃんのお世話をしてくれます。
その段階で会話中の唾液が知らない間に飛沫して赤ちゃんのお口の中に入るそうです。
衝撃じゃないですか…
なので、見ず知らずの菌を自分の赤ちゃんの口に真っ先に入れるくらいなら、産まれた瞬間に
「キスさせてください!!」
と頼み、キスしてあげるといいそうですよ★
いくら箸やスプーンを徹底的に分けても会話やスキンシップで菌はうつってしまうようです。
だからといって可愛い我が子へのスキンシップは我慢できませんよね?
だったら自分の口の中の虫歯の菌、歯周病の菌を少しでもうつさないように、妊娠中から定期的なクリーニングで清潔な状態を保ち、虫歯があるなら治療をする。
そして産後も3ヶ月を過ぎた頃を目安に定期的なクリーニングを再開する。
そういったことが大切になります。
でもよく考えてみてください。
スキンシップをするのはお母さんだけではありませんね?
そこで、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど家族全員が定期的にクリーニングを行い、口の中を清潔に保つことで赤ちゃんにも、もちろん自分のためにも菌が少ない清潔なな口の中を保つ必要があるということです。
もし身内に妊婦さんがいらっしゃる方、産まれたばかりの赤ちゃんがいらっしゃる方はぜひ一度かかりつけの歯医者さんで定期健診とクリーニングをしてもらいましょう!