歯科と全身の関係〜糖尿編
こんにちは🤗
最近一気に寒くなりましたね💦
北海道の方ではもう積雪までしているようです⛄️
私は寒いのが苦手なのでこれからまだまだ寒くなると思うと憂鬱で仕方ありません😭
そして寒さとともにやってくるのが
インフルエンザ😱😱
子供が3人もいると誰かがかかった時が恐怖です😭
大体リレー方式でうつり、トドメに私で締めくくるといった流れになってくるので毎年誰ももらってこないことをただただ願うばかりです💦
ところでお口の中の健康も全身に深く関係していることを皆さんご存知ですか❓
今日はそんなお口と全身の関係性についてまとめました⭐️
〜糖尿病編〜
糖尿病
よく耳にする現代病(生活習慣病)ですね。
実は最近の研究結果で糖尿病は歯周病と深く関わりあっていることがわかりました。
この2つの病気は片方だけを治療しても治りが悪く、それぞれを治療していくことでそれぞれの病気が悪くなりにくくなると言われています。
では糖尿病と歯周病はどんな風に関わりあっているのか詳しくみていきましょう。
と、その前に‼️
糖尿病と歯周病について簡単にまとめますね⭐️
まず糖尿病は1型と2型に分かれます。
- インスリン欠乏による糖尿病で、膵臓でインスリンをほとんど作ることができない、または全く作ることができないタイプ
- 自分でインスリンを注射する必要がある
- 原因ははっきりとわかっていない
- 疲れ、喉の渇き、頻尿、急激な体重減少などの症状がある
糖尿病(2型)
- よく聞く一般的な糖尿病である
- 40歳を過ぎた頃から発症することが多い
- 原因は様々ですが、食生活と体質(遺伝、太り過ぎ、運動不足など)の組み合わせで起こることが多い
- 飲み薬で治療していくことが多い
- 初期では自覚症状がないため気付きにくい
- 症状としては、疲労感、喉の渇き、頻尿、目のかすみ、皮膚の乾燥、性機能問題(ED)、感染症にかかりやすい、皮膚の傷が治りにくい
以前のブログにも載せましたが、成人の約8割が歯周病になっていると言われています。
そして、歯を失う原因1位です。
確かに現場で仕事をしていても、虫歯で歯を失うより歯周病で歯を失う方の方が多いです。
そして歯周病で歯を失うということは、歯の周りの骨が溶けてなくなっているので、その後インプラントを入れたいと言われても骨がなく入れられないことも多いです。
セルフチェック✏️
- 歯磨きをすると出血する
- 疲れていたら体調が悪いたら歯茎が腫れる
- 口臭がキツイ
- 歯が動く
このような症状がある方は早めに歯科医院受診をおすすめします‼️
ではそれぞれがそれぞれに与える影響についてみていきましょう。
糖尿病が歯周病に与える影響
糖尿病は細菌に対する抵抗力や組織の修復力が低下します。そのため
歯周病リスクが2倍以上になる
歯周病が重症化しやすい
といったことがわかっています。
そして歯周病とは少し離れますが、抜歯後に細菌感染を起こしやすかったり、治りが悪く術後が悪いことも多いので血糖値のコントロールができていない方は外科処置自体を保留にすることもあります。
歯周病が糖尿病に与える影響
歯周病が悪化して重度になると血糖値がコントロールしづらくなります。
そのため歯周病を治療して、血糖値をしっかりコントロールすることが糖尿病治療の近道にもなります。
ですので、私が勤務している歯科医院でも糖尿病を患っている方の問診や治療は慎重に行っています。
所詮歯だし‼️と思いがちですが、場合によっては命にかかわることが起こる可能性も十分にありえます💦
ですので、歯周病かな…❓と思われる方‼️
健康診断で糖尿病にひっかかった方‼️
もしくはちょっと疑わしいな…と思われる方‼️
歯周病も糖尿病も初期の頃は自覚症状も少なく、知らない間に進行していきます💦
早期発見、早期治療のためにも一度かかりつけの病院、歯科医院に相談してみてくださいね😊